こんばんは!
2018年度チームでマネージャー兼主務を務めておりましたいるです。18チームを支えてくださった皆様に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
「引退ブログ」トップバッターということで、何を書くか凄く迷いました。なんて言ったって私は人に何かを伝えることが苦手だから。なかなかまとまらず拙い文章になってしまうと思いますが、どうか温かく見守って頂けると嬉しいです。
私はこの4年間を通して「今の自分に満足しないで、もっと上の自分を追求する。」 という事をまなびました。
私は入学した時に”日本一”を目指してるこのチームに憧れて、キラキラしたかっこいい先輩方を見てこんな人たちをサポートしたいと思いマネージャーとして入部した。
強く意気込んで入部したものの、実際はチームに対して貢献できる事なんて本当になくて、チームをサポートするなんて程遠くて、むしろいない方がいいんじゃないかなって思って、部活に行くのが1ミリも楽しくない。
1つ上の要領がよくてなんでもできる、みかんさんばぶるさんきむさん
2つ上の2人で役割分担をして上級生としてチームを引っ張っている、きゅーぴーさん、みるくさん
3つ上のもうなんでも出来て天の上の存在かってくらい遠くてかっこよくてキラキラしてたみよしさん
同期のマネージャーのまやは、自分の意見なんでも言えるし、テキパキ行動できる。
同期の選手のみんなは一年生練を頑張ることでチームに元気と明るさを与えていた。
、、、なのに私はチームの為に、自分が自信を持って出来てることなんて一つもありやしない。
練習後に行うマネージャーのミーティングで、
一年生は主にその日の反省や出来たことなどを伝えて、先輩方からアドバイスを貰うけど、私はそこで話すことさえ苦手で、自信を持ってできたなんてことは一つも言えなくていつもいつも反省ばかり。
しっかり話せるまやに助けて貰ってばかりだった。正直マネミーツはいつもビクビクしていた。
グラウンドでも「これしていいのかな。あれしていいのかな。」と内心、常に不安でいっぱい。
マネージャーの先輩方のやっていることを見よう見まねにやってみたけど、「チームの為に何もできない。」そう思っていた。
精度のテストだって合格できないし
ビデオは心臓の音が聞こえるくらい緊張して
毎回真面目に慎重に撮ってるのにしっかり撮れなくて
審判もファールを吹くのが本当に怖くて中々出来なかった
唯一自分にできたことと言えばドリンクフォロー。
選手のみんなが飲むボトルを常に満タンに冷たく美味しく。ただひたすらそれだけを繰り返して全力で走って、、、
今となっては、入りたてのマネージャーはそれだけでもチームにとって本当に大きな力となっているって思えます。ドリンクフォローも大切なお仕事です。
でも当時の自分は自分がドリンクフォローが出来る事さえ認めてあげられず、もっと早く早く出来るんじゃないかっておもったり、、
とにかくどうにかしてチームをサポートしたくて、マネージャーの先輩に少しでも追いつきたくて
選手と一緒にビデオ見をしてどういう所が見たいのか何度も何度も聞いて自分でも研究して
ドリンクフォローを早く終わらせて時間を見つけて精度の練習や審判をさせてもらって
タイム管理のこつを聞きながら一年生練を円滑に進められるようにして
外部の審判員の方に並走させてもらって
一年生の夏は
何もできないならとにかく気づいたことは全部行動しようと思い
ボールが落ちてたら走ってとりにいってドリンクフォローして次のメニューの準備をして、、、、
練習時間はラントレかってぐらい沢山走って、
ビデオを撮ってるときは体は休んでるけど気持ちはとっても緊張してて、、
とにかく先輩に追いつきたくて必死になっていた。
そしたら一年生の冬、当時三年生の一番怖い(ごめんなさい笑)と思ってたきゅぴーさんに、「成長したね!」って言ってもらえて、本当に嬉しくてその時はじめて、ほんの少しだけ自分のやっている事に自信を持てるようになりました。
(特に意味はないけど一年生のときの私たち)
2、3年生。
一年生のときの必死さはどこへ行ってしまったのやら。
気づいたら
当たり前のようにドリンクフォローができて
選手の要望通りのビデオがとれて
ファールも理解して
タイム管理もできて
精度も取れて
周りを見る余裕もできて
マネージャーとして「最低限の仕事」が出来る様になった。
当時の自分は「私はこれでマネージャーとしての仕事は全部できる~」なんて思って、満足して、勝手に自分の成長を止めてた。
当たり前に日々の練習を回せる事に満足して、マネージャーとして求められる事はこなせるし、部活に行くのも楽しいし、
自分に出来る事がまだまだあるなんて考えようともしない時期があった。
この時の自分に喝を入れてやりたいくらい、勿体ない事をしたなと思います。
三年生の終わり、新チームについての話し合いが始まった頃このままじゃいけないと思うようになりました。
そのきっかけを与えてくれて、自分を変えてくれたのは同期です。
私は一年生の時から同期大好きキャラ?
(いや、キャラじゃなくて本当に大好きです笑)で、この人達といるだけで楽しくて、下級生のときはフォローしながら倉庫前で話したり、上級生になっても部室で沢山ビデオ見したり話したり、正直いくら一緒に居ても飽きませんでした。
ある時、どうしてこの人たちが好きなんだろうって考えたんです。
そしたらみんなラクロスに対して一生懸命だったんです。本当に。
学習院でいったらスタメンだけど更に高みを目指し続ける同期
本当に楽しそうにラクロスする同期
オフの日も武者修行に行く同期
身体がボロボロでも頑張り続ける同期
影でたくさん努力する同期
何回も同じビデオを観て学んでる同期
頼もしくてかっこいい同期
決めるとこ決めてくれる同期
ラクロスに貪欲な同期
ラクロスが大好きな同期
みんなそれぞれの形で一生懸命だったから、
そんな人達をサポートしたいって思ってた。
みんなが大好きだから
みんなの勝って喜ぶ笑顔が見たいって思ってた。
だけど、ふとした時気付いたんです。
「ある時から私は何も成長していない。これで勝てたとしても結局は選手のみんなが頑張ったからで自分は何もしていない。ただ大好きなだけで、今の自分に勝手に満足しちゃってる私がこの人達の近くにいる資格はない。」という事に。
だから本気で変わろう。そう思いました。
みんなで決めた「関東制覇」する為に
選手任せじゃなくて
私自身変わろうって
マネージャーだけど自分が勝利に導いてやるって気持ちを持つようになりました。
そこで私が主に意識するようにしたのは大きく分けて二つ。
一つ目は意気込みメーリスにも書きましたが
「時間を大切にすること」
マネージャーの役目として練習中のタイム管理があります。
学習の練習時間は本当に限られているから、その中で1セットでも、1本でも多く練習して貰えるように10秒単位で時計とにらめっこしながら毎日練習してました。笑 セットの促し方も工夫してみたりかなり時間にはこだわりました。
二つ目はダウン(練習後のストレッチ)です。
私が下級生の時のダウンは、一応やってる人もいるけど、マネージャーのカウントの声なんてただのBGMの様に流れてて、意味あるのかなぁなんて考えていました。
2018年度チーム始動当初もそうでした。
だけど
私はそういう小さな積み重ねが大きな怪我につながったり、
逆に言えば関東制覇につながると思いました。
「これだ!」
友保さんが最初に教えてくれた一つ一つのポイントを頭に叩き込んで、毎度毎度ダウンの時に発信する様にしました。
それまで学年毎にまとまってたのを意識を高める為にファミリー事にしてもらったりしました。時には個人に声をかけて伝える様にしました。
うざかったかもしれないけど、関東制覇に繋がるならどう思われてもいいと思っていました。
この二つにこだわり続けて
18チームも終盤に差し掛かった頃
「タイム管理の神」や「芝の上のタイムキーパー」なんて言って貰えてて笑、
気づいた時にはタイム管理は難しく考えなくても、セットの終わる時間の予測もほぼぴったり出来るようになってて
これは同期で決めた事でもあるけど「集散ダッシュ」をチームみんなが意識してくれてセットが早くなって
ダウンはしっかりしてくれない子もいたから、
いつも大きな声でポイントを伝えていたけど、
ある時ポイントを言いながらふとみんなをみたら、
本当に全員がちゃんとダウンしてくれてて、
なんならポイントを発信してくれる選手の子もいて、
みんなの力に一人で感動してました
結果的に関東制覇には届かなかったけど、
自分が意識して行動していた事が少しでもチームの為になっていたとしたらよかったです。
選手の何人かの子にお世辞だったとしても「学習のマネージャーは日本一だよ」って言ってくれて、
その時は
今までの人生でこんなに何かに本気になって、勝ちたいって思ってその為に全力でやってきた事なんてなかったから、認められた気がして嬉しかった。
だけど、、、、
結果的に本当の日本一にはなれなかった。関東制覇できなかった。チームを勝ちに導く事が出来なかった。自分の力不足が悔しかった。
4年生になってから、
他大の友人から話を聞いたりみたりして
マネージャーとしてあれもできるこれもできる
って沢山沢山気づいて、入替戦1週間前に発見した事もあったけど、全部全部やるには時間がなかった。
どうして2、3年生の時にもっと早く気付けなかったんだろうって後悔した。
その時にはもう遅かった。
だから後輩のみんなには「今の自分に満足しない」で19チームのスローガンでもある「こだわる」を忘れずにこだわり続ける事をやめないでほしい。
私のように後悔する事の無いように、
立ち止まりそうになっても少しずつでいいから模索し続けてほしい。
11月30日に2019年度チームがスタートして、
正直、あ、本当に引退しちゃったんだっていう寂しい気持ちも少なからずあったけど笑、
これからは、いちOGとして学習院大学ラクロス部女子のみんなを応援します!
19チームのみんなが本気でこだわり続けて
一年後には最高の結果を手に入れてくれる事を願っています!
ここまでマネージャーとしての私について述べてきましたが最後に主務として。
長くてごめんなさい!!!!あと少しだけお付き合いください!!(^ ^)
主務って何?どんな事してるの?
部員でも知らない人が殆どだと思います。
主に学校との連絡役です。
一般的な事務作業を行います。
それともう一つ、このラクロス部では組織幹部も兼ねています。
新チームが始まる時、主将のりん、副将のしゃく、時にはHCのしんごさんにもいらして頂き、話し合いをしました。そこから始まり、同期みんなでチーム理念を見直し「愛される人」を決めました。
(我らが(旧)主将りんの直筆出来立てホヤホヤの愛される人)
愛される人 になるにはどんな事を考えてもらったらいいのか、どんなワークをしたらいいのか、チームがどうなったらいいのか、沢山考えました。りんを筆頭に発信しました。
だけどそう上手く一人一人に想いを伝える事は難しくて、沢山学校からもお叱りを受けました。
主務という立場上
学校からも呼び出されて
オフの日に学校に行ったり
突然電話がかかってきて対応したり、、
何度も何度も数えきれないくらいありました。
「愛される人」を理念においたにも関わらず、むしろ愛されない人になっていて、本当に悔しくて、何の為に自分はいるんだろう。もう辞めてしまいたい。と本気で思った時期が一度だけありました。
でもそんな時友人が「自分がラクロス部に入った原点を振り返ってごらん」と言ってくれました。
もう一度、目の前の問題にしっかりと向き合う事、
そして役割を最後まで全うしてラクロス部を守り続ける事を決めました。
引退まで残り数ヶ月しかなかったけど、
再び、同期とミーティングをして、私は表に立って話すのが苦手だけど、りんやしゃくを筆頭にそれぞれが愛される人を体現して発信し続けてくれて
そしたら学校やOGの方から褒めて頂ける事も増えてきて、私自身もまだまだ未熟だけど、チームのみんなが一人一人変わろうとしてくれて、変わってくれて本当に嬉しかったです。
これからのチームもさらに「愛される人」にもこだわって、素敵な集団になってほしいです!そして私自身も、愛される人になれるように過ごします。
大変長くなりましたが、
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
さて、本当に本当に最後になりますが
時に優しく時に厳しくいつも見守ってくださる、古城先生をはじめとする学校の先生方
誰よりもチームを信じ続けてくださったコーチの方々
どんな時も支えてくれて、応援にも来てくれた家族
引退しても、代が被っていなくても応援してくださるOGの方々
凄いパワーと癒しと笑顔と元気をくれる後輩
チーム内で行き詰まった時や
会場などで会うと元気をくれる他大学の友人
そして、4年間共に過ごした15人の同期
沢山の人に支えられてここまで来れたんだなって事を今改めて実感しております。
そして、このラクロスのいうスポーツに出会う事が出来て良かったです。
4年間本当に本当にありがとうございました。
これからも、学習院大学ラクロス部女子の応援を宜しくお願い致します!
#MG いる
お次は声と発言と見た目がとっても可愛いきりです!!