こんにちは。
4年のまやです。
引退して約3週間。日常からポッカリと朝の予定がなくなった毎日を過ごしています。
お金とか地位とか名誉とか、そういう目的じゃなくてひたすらに一生懸命考えて努力する時間がなくなった今の学生生活は、私にとってちょっと物足りないです。
私も4年間を振り返ってみます。
写真は4年間の夏合宿です。
1年生の時はただただ必死で、不器用でセンスもない私はなかなかマネージャーの仕事を習得することが出来ませんでした。
その上、始発到着時刻は6:36で開門ダッシュどころか、6:30の集合にも間に合わず、女子大1限抜けで8:20には早退する毎日。1年生の前期、土日以外で同期と話した記憶はほとんどありません。
今振り返ってもよくこの時辞めなかったな、と思います。
夏休みに入った頃から、やっと自分の居場所が出来てきて、みんなのことを知るようになってみんなに自分を知ってもらって、
落ち着いた性格から、この頃ばあやというあだ名が定着してきました。
(何度も、何人にも確認しましたが、これは悪口ではないそうです笑)
(1年生の夏合宿後)
2年生に上がる時、ひと通りマネージャーの仕事を覚えた私は、当時トレーナーがいなかった為、トレーナー気質なマネージャーになろうと決心。
アフターケアの知識をつける為にマッサージ関係のアルバイトを探し、ストレッチの専門店で受付のアルバイトを始めました。
(2年生の夏合宿)
3年生になる頃、みかんさんがトレーナーになることが決まり、後輩からも、と募集がかかりました。
立候補したものの、その頃トレーナーの役割が確立しておらず、マネージャーとトレーナーの中途半端な立ち位置で、自分が今、どっちの役割を担うのがチームの為になるのか、臨機応変に自分の役割を探す毎日でした。
トレーナーとしてあと2年、学生生活を部活に捧げるのか、入学前から目指していた留学に挑戦するのか、悩んでいたのもこの頃です。
ひとりで沢山沢山悩みましたが、3年生の秋にチェコに飛び立ちました。
(3年生の夏合宿)
4年生の6月に部活に戻らないっていう選択肢はなかったけど、本当は新しく始動しているチームに戻るのが怖くて怖くて、不安でいっぱいでした。
実際戻ってみるとチームのみんなと過ごす毎日が楽しすぎて、自分がやるべきことは沢山あって、あっという間に6ヶ月が過ぎました。
応援に来てくれたOGの先輩方が、まやおかえりー!って笑顔で挨拶してくださるのも嬉しすぎて、帰る場所があるってステキなことだな、と心が温まりました。
(4年生の夏合宿)
ざっとそんな私の4年間。
試合でチームが勝った時はもちろん嬉しかったけど、
必死に努力し続けたプレーヤーがリーグのベンチメンバーに選ばた時
ベンチ待機していたプレーヤーがフィールドに出る時
見学してたプレーヤーが復帰してダイヤモンド(パス練習のメニュー)に入っているのを見た時
何度も何度もドロー練してたドロワーが試合でドローのキャッチした時
7on7で3秒、フリスペ見ていてもひとつも見つからない時
そういう、一人一人の努力が実る瞬間が嬉しくて、楽しくて仕方ありませんでした。
毎朝の早起きや重いフォロー品運搬、冬は地獄のようなアイシング作り、紫外線を直に全身に受ける夏のグラウンド。
むしろ、辛いな、大変だなって思うことの方が多かったけど、辞めたいと思ったことはあっても、本気で辞めようと思ったことは一度もありませんでした。
個人的な話ですが、先月の入れ替え戦に父、母、妹が応援に来てくれました。
私が出るわけでもない試合に家族全員が応援に来てくれたことが、本当に嬉しかったです。今まで4年間取り組んできたことや私が大好きなチームを家族にも認めてもらえたような気がしました。
応援がこんなに人の力になると知ったのも、私が部活を通して学んだことのひとつです。
沢山の壁にぶち当たって、沢山悩んで、沢山話し合って、そこから沢山学んで沢山成長してきた4年間でした。
様々な性格や考え方を持った、先輩や後輩、同期、コーチ、応援にきてくれた方々。部活を通して出会うことが出来た人たちは、私にとってかけがえのない宝物です。
4年間、本当にありがとうございました。
明日は娘に愛されすぎちゃう母、みみです!