こんにちは!
4年のえまです
早いものでラクロス部で4年間過ごし、そしてついにラストブログの順番になってしまいました、、
近頃は引退はしたものの、部活をやってた期間の方が圧倒的に長くて今はまだ長期オフの最中かな?って勘違いするような感覚だし、
でも引退ブログ書いたらそれこそもう公式な活動も終わっちゃうし、なんだか複雑な気持ちです。
4日後に迫った資格試験の勉強と卒論に追われ、
4時台に起きてついた体力を消費するためになんだかんだ現役の時と同じ頻度でジムに通ったり、そんな日々を過ごしています。
(日女体戦)
去年の今頃、全日の決勝の後に日体の先輩方の引退ブログを読んで、自分もこういうブログが書ける人に、そしてチームを作りたいって思いました。
日本一を達成された達成感とやはり部活の苦労はありながらも充実した4年間のお話しをされていて、
こういうブログって日本一達成しないと書けないよなって。すごく特別感なブログだなって思いました。
もちろん他の大学の方々のブログも拝見して、そこには目標を達成できなかった思いが綴られていて、文章からも「後悔」って感情が読み取れて、4年間の努力と思いが痛いほど伝わってきました。
そして自分の番になったら後悔だけじゃなくて後輩に残せるものをちゃんと作って引退したいって考えながら過ごしてきました。
ですが当然のことながらこのブログも後悔の念が強い文章になってしまい、拙いながらも思いを残せたらと思います。
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同期のみんなもこれまでのブログに書いていた通り、自分達が目指していた目標からは程遠い結果に終わりました。
こないだの報告ブログではちゃんと文字にしたけど、今年の結果を文字にして記すことは気持ち的にかなり辛いです。
結果から分かる通り、目標に対する努力が自分達に到底、足りていなかったんだと思います。
自主練をする努力、作戦を立てる努力、そこから考えられる相手を想定して強みを固める努力、チームを強くするために考える・行動する努力、何が足りてないのか知ろうとする努力、
そんなことは数えたらきりがないけど、全7試合で6校の相手に負けた結果からして、チームとしても個人としても様々な要素での努力が負けた相手に比べて圧倒的に足りていなかったと思います。
4年間、正直大変でした。高い目標を掲げていたので楽しいだけが全てじゃないからそんなのは当たり前だけど、
でも終わった瞬間から心身ともに疲弊していました。
そんな思いをもって目標に向かって奔走した4年間を結果からして一言で
「努力が足りなかった」
これでまとまっちゃうことがすごく辛いです。
勝ち負けで優劣がついてしまう勝負の世界においては、過程がどうだったかは自己満の域に入ってしまうから。
今年の結果は一言、
「目標に対する努力が足りてなかった」
これで終わってしまうことが悔しいし、この悔しさを晴らすことができる舞台も残されていない事が苦しいです。
自分の気持ち以上に、先輩方から繋いで頂いた舞台を自分達も同じように後輩達に繋げなかったことがどうしようもなく申し訳ない気持ちです。
最後の試合、焦りと勝たなきゃって思いで視野が半径10センチくらいしかなかったです。
せっかく4年間この最後のリーグのためにやってきたのに、自分にすごい失望しました。
あー、こんなもんなのか、自分は
4年間過ごしてまでやってきた評価されない努力って何だったんだろうなって、やってきて意味あったのかなって、そこから何も考えられなくなりました。
全然、こんな辛いことを感じるためにやってきたわけじゃないのに、
みんなと試合に勝って喜ぶために頑張ってきたのに。
1年生やBチームのみんなはAがオールを使うメニューになればグラウンドをあけてくれて、
天候が悪くてグラウンドが変更になればみんなは予定を無理矢理にでもこじ開けて練習にきてくらて、
コーチの方々もお仕事が忙しい中、練習に来てくれて、さわこさん、けいさんもたくさん学習に遊びに来てくれて、
たくさんの人たちへの感謝と期待に応えるためにやってきたのに最後の最後で結果を残せなくて、そして後輩達にも同じような舞台を残せなくて。
書けば書くほど後悔しか出てこないし、多分この気持ちが晴れることは一生ないと思う。もはや年単位でしかこの傷は癒えていかないと思うし。
でも自己満でもいいから、自分達が頑張ってきたことをいつかは肯定できるようになりたい。
そう思いたいです。
だって必死に頑張ってきたつもりだし
そんなのみんなだって同じだと思うし。
大学に入ってから何枚も殻をやぶって成長したこともある。自分だけじゃなく、この部活に所属してたひとみんなが同じだと思うし。
後悔って言葉でまとめたくもないし今はまだラクロスのことを考えるのは辛いけど、
それでもまだラクロスから何か学べる事があるのであれば、まだ自分が成長できることを見つけられるなら、ラクロスともう少し関わりたいとも思います。
なんて言葉で紡いでいいのかわからないけど、こんな感情に苛まれています。
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逆算と継続
この1年ですごく学んだことです。
全日の決勝に行くためには何が必要なのか、そのため自分達の強みをどう成長させるか。
今年は強みとして「ブレイクラクロス」を掲げていました。結果は出なかったし、試合中辛い瞬間もたくさんあったけど、
目標とするスタイルに向けて積み上げていく過程ではスピード感を持ったまま得点になったシーンも多くあって、楽しい瞬間もちゃんとありました。
(ひかりが決めてくれた明治戦の得点シーン)
まだまだ足りないところだらけだったけど、目的に向けて問題を細分化する。そして目の前の目標を立てることは技術幹部を通してすごく勉強になりました。
これはチーム方針だけじゃなくて個人のスキルアップにも繋がることだと思います。
どんなプレイヤーになりたいのか、
どんな姿に、いつ頃、その姿になっていたいのか(これは就活でもやるヨ)
そこから逆算して今、やるべきことを考える。
上手くなることに近道なんてないし、地道に毎日積み重ねる事が大事だと思います。
そうすれば試合に出た時自分がなにをすればいいのか分かるんじゃないかな。ラクロスノートに自分で計画を立てて書き出してみるのがいいと思います。
試合中に頭が真っ白になって何をすればいいのかわからなくなる感覚も凄い理解できるけど、(特に1年生の試合とか)
この逆算をやる事で自分自身も毎日何をやるべき事が明確になった気がします。
正直、なんでスポーツ系の大学に行かなかったんだろうってこの4年で後悔した事がたくさんあったけど、終わってからそういう問題じゃないよなって思いました。
どこでなにをするかももちろん大事だけど、
今の場所で何ができるか、その何かを必死に探す事がすごく重要だし成長の一歩を踏み出せる事を学びました。
今の自分の価値観は高校生までで形成されたけど(多分ほとんどの人がそうだと思います)
それを広げて、より柔軟にする事ができるのは大学スポーツに所属する事の醍醐味なのではないかと、この4年を過ごして思いました。
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少し4年間を振り返ろうと思います↓↓
1年生
1年生の頃は何が何か分からず、とりあえず毎日生きていました。
朝ベットで起きたら、早く夜になってまたこの布団で寝たいって思ってました。
まあ、体育会に所属したら最初はこんなもんですよね、、
夜遅くまでフォローで残って次の日はまた朝早くから練習して、急激な生活習慣の変化と戦いながら色んなことを覚えて少しずつ慣れていきました。
フォローしながら同期とくだらない話をしたことも、いい思い出です。
この頃に
「たくさん自主練したひとは1.2年生で成長する、たくさん考えた人は3.4年生で成長する」
そんな言葉を耳に挟んだので、自分はどっちもやって1.2年生でも3.4年生でも成長してやろうってたくさん自主練して、ハングリー精神で生きていました。
(何冊かどっかいったし去年のすいさんの数には到底およばないけど、ラクロスノート達)
そんな中、前十字と半月板を怪我してしまったので、部活を辞めるって選択肢ではなくて絶対復帰して活躍するって思いに変換できました。
怪我して次の日に手術をしたからそんな辞めようなんて後ろ向きなことを考える暇がなかったことも事実ですけど、、
新しい事を考えて吸収した1年間でした。
(若かりしフレキャンの写真)
2年生
自粛によって自主練でどうにかしなきゃいけない期間がすごく長くてとにかく自分との戦いの年でした。
まだ怪我をしていて復帰できていなかったので、自分がプレーできていない分周りも自粛でできてないからちょっとラッキーだな、って思っていました。リーグにスタメンで出させてもらったけど正直怖いって思いでいっぱいでミスを恐れていました。今となってはもっと積極的なプレーがしたかったなって思います。
代表の方々と練習をする機会にもありがたく恵まれ、まだまだ上には上がいて、学習に染まってちゃダメだな、外の世界をもっと知らないと、って考えた年でした。
(自粛明け&復帰初練習だった日)
3年生
少しずつ、部活の裏側というか、運営に携わらせてもらう年になりました。
どうしても学年が1つしか違わないとどうしてもうまく行かないこととかあると思うんですけど、裏側を知ること先輩方の努力や辛さを知ることで、もっとチームに貢献がしたいなって思うようになりました。
自由にやりたいプレーをやらせてもらって、とにかくダッヂと1on1にこだわり続け、誰にも負けないぞって思いで過ごした1年でした。
それを評価してもらえて選考会に呼んでもらったり、関東選抜にも呼んでもらえた事も自信に繋がりました。
(ハロウィンミーティングした日)
4年生
ついこないだまでミーティングしていたのに、もう終わっちゃったって感じです。
今年が1番早くすぎていった感じがします。
さっき疲弊したって書いたけど、チームを作る大変さも、その中で見つけられる喜び・成長も感じられて、充実してたからこそ感じるものかと思います。
1番上の学年だったってのもあるけど、22チームで感じた楽しさ、嬉しさはやはり大事なものになりました。
( ラスト練習の日 同期&らいとさん)
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見てるか分からないけど、ずっと支えてくれた家族へ↓↓
お母さん
私と弟のために食育の資格まで取ってくれて、栄養のあるご飯を毎日作ってくれて本当にありがとう。
「1回の食事で30品目摂ってね!!」って何度も聞きました。
朝ご飯が間に合わず、納豆ご飯だけを食べて家を出た日には必ず謝罪文のLINEが届いていました。十分すぎるくらい甘させてくれてありがとう。
お父さん
怪我で松葉杖ついてた時は毎日学校まで送ってくれました。1.2年生の頃は何回も「お父さん今日暇!?」って叩き起こして車を出してもらって送ってもらいました。
お父さんが送ってくれていなかったら今頃きっと(寝坊で部から抹消されて)このブログも書けてないです笑
本当にありがとう。
お姉ちゃん&弟
なんだかんだ応援してくれてて試合も見にきてくれてありがとう。
兄弟でみんなでスポーツ大好きなのは嬉しいことですね。あとは弟の応援をしようね
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同期のみんな
4年間、部活を辞めずに続けてくれてありがとう。2年生の最初のコロナが流行り出した頃、このままみんなどんどん辞めちゃうんじゃないかってすごく怖かった。
3年前の前十字を怪我して松原杖ついていた時、一緒に駅まで帰ってくれたり、荷物を持ってくれたり、声かけてくれたりしてくれたのがすごく嬉しかった。みんなにとっては何でもない瞬間で覚えてないかも知れないけど、
あの時は本当に辛くて練習に行っても泣きそうになりながらトレーニングしてた。(みぃたんも一緒だったね☺️)
自分の置かれてる状況を理解してるつもりで、リハビリして絶対復帰しようって思ってたけど、
なんでなんだろうって考えちゃって涙が出てきて、自分を奮い立たせるのが難しかった。
でも、みんなのウィンターに向き合う姿勢がすごく刺激になって、やっぱりラクロスやりたいなって思わせてくれたし、
みんなに負けないぞって、コロナ終わって復帰したらみんなとプレーしたいって思わせてくれた。
怪我とみんなのウィンターに向き合う姿勢が刺激になって、ラクロスにおいてこれが自分の中での分岐点でした。
あの退部者がたくさん出てしまった時、これ以上辞めないで欲しいって強く思ってた。
4年間の中で辞める選択肢とか理由なんていくらでもあったのに16人も残ってくれて本当にありがとう。
みんなが自分の頑張れる糧でした。
支えてくれて力になってくれたみんなと4年間過ごせて幸せでした。
これからもこの繋がりを大切にしたいです。
(みぃたんがくれた飴達と同期)
ほんとに、彼氏なんてこのままずっとできなくてもいいから、(ずっとは困るけど)
自分の恋愛運なんて簡単に捨て去ることができるぐらい、
このチームで勝ちたかった。
勝てればなんでも良かった。
目標を達成したかった。
純粋にその一心で、やっぱり日本一って目標を、夢を、諦められなくて、絶対達成するんだって気持ちでこの1年を過ごしてきました。
今はなかなか口にする事が難しい感情で、後輩達になにも残せず引退してしまった事がとても悔しいですが、
それでも22チームが好きだって言ってくれて
えまさんについて行きますって言ってくれた後輩のみんな、
ゲームキャプテンに推薦してくれて任せてくれて、最後の1年一緒に駆け抜けてくれた同期のみんな
学生のわがままに沢山付き合ってくれたコーチの方々
たくさんの期待に応えられず、ごめんなさい。
期待をしてくれていたからこそ頑張れたこともあったし、試合でボールが自分に回ってきたら自分がやらなきゃ勝てないんだ、自分で打開するんだ、って考える事ができました。
このチームで過ごせて幸せでした。
この経験が無駄にならないように何が自分にできるか、
いつかは4年間の努力が肯定できるようにな自分になれるよう、過ごしていきたいです。
(ほんとにこの瞬間が大好きだった)
この1年間、学習院女子ラクロス部に関わって下さった皆様にお礼申し上げます。
大変お世話になりました。
ありがとうございました。
長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
以上で引退ブログとさせて頂きます。
可愛い娘!!ほんとに応援してるよ?
すず!4番きてたくさん輝いてね☺️
明日は、みんなを大きな心でまとめてくれた、主将のてんです!
てんが主将でよかった!本当にありがとう!
#04 えま