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2018

引退ブログ #49 みん

こんにちは!

 

四年のみんです!

 

引退してからずっと卒論に追われている日々です。

今日も主将(りん)と頑張っていきます。

早く終わらせたーい!

 


            (マイバディはんなと)


ということで、引退ブログ。

 

ブログを書くことも、自分の思いをこんなに書き連ねることも、

もうないんだろうなと思います。

 

同期のみんなが良いこと書いてるので、私はなに書こうかなってずっと考えてました。

なので結構長いです。

時間取って読んでください。笑

 

 

 



読んでくれてる人に伝えたいことは2つ。

 

 

①「愛される人」になるために

AチームとBチームの「架け橋になる」ために

 

 

私がこの大学ラクロスのラストイヤーで取り組んだことです。

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 

ひとつめ。

 

 

今年、学習院大学女子ラクロス部は、代々受け継がれてきたチーム理念を変え、

 

「愛される人」

 

を新しいチーム理念としました。

 

大学を卒業して社会に出た時に、周りから愛されるような人になってほしいという願いを込めています。

 

 

きっかけになったのは、

強いチームってどんなチームだろうって考えた時に

明治とか慶應が思い浮かんで、

その強豪校といわれる大学はどこも「応援されるチーム」だったこと。

 

 

「応援されるチーム」っていうのはきっと「愛される人」がいっぱいいるチーム。

 

 

私たちもそういうチームになりたかった。

 

 

四年前は、

 

朝、開門ダッシュをする時に門を開けてくれる守衛さんに

「おはようございます!」の挨拶をしていなかった。

 

部室が汚くても上級生に「掃除して」って言われるまで誰もしなかった。

 

ダウンした後には、ラップアイシングのごみが落ちていた。

 

 

そんなチームが愛されるわけないし、強くなるわけがない。

 

そのことに最後の年でやっと気づきました。

 

 

 


じゃあ「愛される人」ってどんな人だろう?

 

 

みんなで考えました。

 


オープンマインド

 (相手のことを知ろうとする、自分のことを知ってもらおうとする)

 

笑顔、マナー、礼儀、返事、挨拶ができる

 

素直、謙虚、喜び上手である

 

プラスαで行動できる

 

何事も一生懸命に取り組む

 

 

まだまだあると思います。

 

 

 

これらを部員全員が少しずつ、意識していったら、

 

 

朝、門を通る時に守衛さんに挨拶をしない人はいなくなったし、

 

部室にごみが落ちていたら自分のじゃなくても拾って捨てる人が増えた。

 

集合する時にも邪魔にならないようにまとまったり、

 

周りの人に感謝を伝えられる人も増えました。

 

 


そしたら、

入れ替え戦の日、

 

たくさんの方が応援に来てくれていることに気づきました。

写真を見てびっくりです。

 


                  (入れ替え戦)

 

「私たちってこんなに応援されてるんだ」

 

って感動。

 

 

少しはチーム理念に沿ったチームになれたのかなと思いました。

 

 


 

ここで、個人的に「愛される人」になるためにしたことを話します。

 

 

私が一番意識したのは、

 

「周りの人を愛する」ことです。

 

言ってて少し恥ずかしいけど、

 

愛される人=人を愛している人

 

だと思うんです。

 

 

私は部活をやっていて、

 

誰かの発言や行動にイライラしてしまったり、

 

自分の意見に自信がなくなってしまったり、

 

自分のことを嫌っている人がいるかもしれないという不安に駆られたり、

 

色々な負の気持ちになることが多かったです。

 

 

だけどこれは全部、「愛する人」になったら解決しました。

本当に。

 

 

明日のメニューを決めなきゃいけないのに、

幹部の誰もラインの返事をくれないとき、

正直イライラしてた。

 

でもそこで怒るんじゃなくて、


「いつも一緒にメニュー考えてくれてありがとう」

「私がバイトの時メニューを決めてくれてありがとう」


って、感謝の気持ちを思い出す。

 

そしたら「ありがとう」って気持ちにあふれて怒りはどこかへ行きます。

 

 


また、

下級生が何も考えずにプレーしてミスを繰り返した時もモヤっとします。

 

注意したいけど、嫌な顔されたらやだな、

「みんさんにいつも怒られる」って思ってほしくないな、


とか一瞬でいろんなことを考えて、

言わないで終わらせちゃったこともある。


 

だけどそれは、ほんとに無意味だってわかってたから、


気付いたら言うようにしました。

 

ちょっと嫌な顔とか、怒られたと思って悲しそうな顔をする子もいて、

やっぱり言ってて良い気持ちはしなかったけど、

 

私はこの後輩が大好きだ

 

っていう自信はあったから、言って後悔することはなくなりました。

 

私が大好きって思ってるから、別に嫌われてもいいか、

くらいまで思えるようになりました。

 


 

そんなことがあって、遠慮せずに厳しい言葉を言うようになったから、

 

親しい後輩には「毒舌」とか「ドライ」とか言われるようになりました。笑

 

 

まあいいんです。

それはそれで。

 


           (左:しょう、右:てる)

 


結果的に私自身が「愛される人」になれたかどうか、

それはわからないけど、


引退試合の日にたくさんの人が

「引退おめでとう。よくやったね」

「本当にお疲れさまでした。」

って言ってくれて、


それだけでたくさんの愛を感じたので

嬉しかったです。

 

 

これからも「愛される人」になるために

周りにいる人をたくさん愛していこうと思います!!

 

 

―――――――――――――――――――――――― 

 

ふたつめ。

 

 

リーグ戦前に送る意気込みメーリスに、

 


AチームとBチームの架け橋になる」って書きました。


 

私が入部してからずっと見てきたのは、


ABがばらばらで、同じ方向を向いていないチームだった。

 

 上級生は同じ方向を向いていたのかもしれません。


でも、下級生の私からしたらばらばらだって感じていました。

 



 

二年生の春合宿だったかと思います。


DFコーチのあすかさんからBチームに向けてこんな話がありました。

 


「チームは一つの船で、みんなはオールを持って漕いでいる船員。

一人でも漕ぐのをやめたら誰かが二倍頑張らなくちゃいけない。

全員がしっかり同じ方向に向かってオールを漕いでいれば、船は進む。

 

だから、Aチームだけが頑張るんじゃだめなんだよ。

BチームがAチームのお尻を引っ叩いていかないと。」

 


これを聞いた時、正直ピンとこなかったです。

すみません。笑

 

今ならこの言葉の意味がわかります。

本当にその通りだと思います。

 


私が目指しているのはこういうチームだったんです。

 

 

チームの全員が「全員で勝利を掴み取った」って思えるチームにしたくて、

 

綺麗事かなってネガティブに考えちゃうこともあったけど、

 

最後まで目標はぶれなかったです。

 

 

この目標を達成するために

Bチームリーダー」に立候補しました。

 

 

「立候補してくれたのは嬉しいけど、みんちゃんの成長を止めないでね」

って心配してくれた同期や先輩。

 

Bチームに時間を割く分、確実に自分が苦しくなることは覚悟してました。

 

 

だけど、自分にしかできないって心のどこかで思ってた。

 


私の同期は二年生の時に半分以上がAチームにいたから、

ABを行ったり来たり、みたいな人はあんまりいなくて、

だからこそ私にしかできないって謎の自信が湧き出てきて。

 


チームを変える自信があったわけじゃないけど、

やり遂げる自信(覚悟)みたいなものはありました。

 

 

 

同期みんなで

どうしたら一つのチームとしてみんなで関東制覇を目指せるか、

 

たくさん考えました。

 

 

準公式戦の応援はAチームも全員行く。

 

ビデオ見の場所をA優先にしないで交互に使う。

 

Bの練習場所を確保する。

 

 

他にもまだまだあるけど、ここには書けないので省きます。

 

Bチームにはほとんどいたことない同期もちゃんと考えてくれました。

 

 

 

やる気満々で挑んだ18チーム。

実際に始まってみると、覚悟はしていたけど大変で、

 

そう上手くはいかないのが現実でした。



             (Vリーグvs日大高校)

 

当初、「関東一のBチームにする」と意気込んで臨んだ

準リーグやVリーグはどちらも予選敗退。

 


決勝リーグに行けないことが決まった最後の試合では涙が止まらなかった。

 

「何がいけなかったんだろう」って自分を責めました。

 

準公式戦の試合がなくなった今、Bチームはどこを目指していけばいいのだろう。

 

未来が見えなくなった。

 

 

そんな時にHCのしんごさんから「学習院主催の準公式戦を作るのはどうか」との

案を頂きました。

 

 

正直最初は、「Bチームの子たちの試合の場ができるからいいか」

くらいにしか思ってなくて、深く考えてなかったです。


それがさくらカップです。

 




それなのに

予選、準決勝、決勝と進んでいくうちに、自分が一番やる気になっていました。

 

 

「絶対に優勝して終わらせる」

 

 

そんな思いで挑みました。

 

 

結果、さくらカップは優勝。

最後に有終の美を飾ることが出来ました。

 



 

本当に嬉しかった。

 

さくらカップがあって良かったなあと思いました。


 




準リーグやVリーグの結果を見れば、「強いBチーム」になったとは言えないし、

さくらカップもBチーム全員が出れたかと言われればそうじゃない。



だけど、「AとB、みんなが同じ方向を目指せるチーム」には少し近づけたんじゃないかな。

 

 


チーム毎で練習時間が違うとき、


ABの練習に来たり、BAの練習に参加したりすることもあった。

 

リーグ戦の応援はOGの方々から褒めてもらえたし、

試合に出ているメンバーからも「応援がすごかった」って言ってもらえた。




 

なるべくグラウンドの練習場所が均等になるように技術幹部が配慮してくれた。

 

やむなくAが多くグラウンドを使うとき、Bに対して「ありがとう」って言ってくれた。

 

準公式戦にはAチームが毎回応援に来てくれた。

 

 


当たり前なようでそうじゃなかったこと。




みんなの協力があったから、

少しはBチームの子たちが過ごしやすい環境だったんじゃないかと思う。

 



Bチーム好きです」

 

って言ってくれる後輩がいただけでほんと、やってきてよかったなあと思います。

 

 

 

そして私がBチームリーダーをやって学んだこと。

 

Bチームを強くするためにメニューを考えたりするのは当たり前で大事なことだけど、


人のことばかり考えすぎないこと。


何よりもいい影響を与えるのは自分自身の成長。

 


成長していない上級生に下級生はついていきたいとは思わないし、


Bチームリーダーが成長しなかったらみんなが頑張る理由にはならない。

 

それが大事だって、最後の方に気づきました。

 

 

プレッシャーをかけるようだけど、

19チームでBチームリーダーをやると言ってくれた

にあ、ぱん。


            (左:ぱん、右:にあ)

 

これが一番大事だからね。

何かあったらいつでも連絡待ってます。

 

 



今年一年「架け橋」って言い続けてきて、

みんママの架け橋って代名詞つけてくれて、(ママはちょっと嫌だけど)

自己満だけど、

やってよかったなって思いました。




 

みんなのおかげです。

ありがとう。


 

 

――――――――――――――――――――――――― 

 

伝えたいことは以上です。

長かった~

 

最後に、

 

 

同期


          (同期15人+しんごさん)

 

はるさんが「今まで見てきた中で一番いい代だよ」って褒めてくれたのが

とてつもなく嬉しかった。

 

ほんと自慢の同期です。

 


 

19チームのみんな


 

これから辛いこととかあると思うけど、

逃げ出さないで向き合ってること自体、すごいことだから。

 

やめちゃえば楽なのに続けてるのは

みんなの中でとても大事なものだからだと思う。

 

みんなの成長見に行くね。





今度は応援する立場だけど、


たくさんお世話になったこのチームに恩返しできるよう、


学習院ラクロスを応援し続けます。





卒論よりも文字数が多い最後のブログ、

これで終わりです。



四年間、ありがとうございました!



#49 みん




次は、本日誕生日の

我らが副将しゃくです!



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